• [イベントレポート] FENDER×PARTY ZOO TALK EVENT

    8月6日、クロサワ楽器店主催「拡大版!お茶の水大楽器祭り」にて、FENDER×PARTY ZOOのトークイベントが開催された。世界的な人気を誇る楽器メーカーFENDERとKen (L’Arc~en~Ciel)が率いるツアー「PARTY ZOO ~Ken Entwines Naughty stars~」のコラボイベント。Ken、ヒロト (A9)、圭 (BAROQUE)、そしてDuran (Made in Asia)というストラトキャスター愛用者が集合した。ギター好きはもちろん、全般的な音楽好きも楽しめる、とても興味深い1時間となった。 まず、今回の出演メンバーとKenとの関係についてKenが聞かれると、「僕、あんまり積極的に外に出るほうじゃなかったんですけど、 グイグイくる(連絡してくる)ヒロトがいて。」と、さっそく観客の笑いを誘う。FENDERつながりで友達になったというヒロト。圭は「センスの良いギタリスト」としてヒロトから紹介されたらしい。そして、Duranとは、自身のギターテックを介して出会ったそうだ。 Ken曰く「PARTY ZOO ~Ken Entwines Naughty stars~」のイベントは「僕とは一回りくらい世代が違う仲間なんですけど、その世代の勢いが伝わるイベント」を目指しているようだ。 Duranとヒロトは 、Kenから出演依頼の電話があったそう。 圭は、ライブツアーの話題があがった時にその場に居合わせたため 、Kenから話を聞き、すぐに「出たいです」と即答したらしい。Made...

  • [ライブレポート] OBLIVION DUST in Tokyo (TSUTAYA O-EAST, 2016.08.11)

    8月11日、OBLIVION DUSTの「Dirty Heat Tour 2016」のツアーファイナルが東京 TSUTAYA O-EASTにて行われた。最新アルバム「DIRT」を引っ提げてのツアー。最終公演は外の猛暑に負けぬくらい熱いライブとなった。   午後7時—。ARIMATSU (Drums)、K.A.Z (Guitar)、RIKIJI (Bass)、yuji (Guitar)、そしてKEN LLOYD (Vocals)が順にステージに立つ。最初のナンバーは「In Motion」。最新アルバム「DIRT」のなかで、最もOBLIVION DUSTらしさが凝縮されている楽曲だ。CD音源以上に、ギターのロックサウンドが強調されている。さっそくモッシュが起き、ダイバーも出現。メンバーもファンも最初から全力でライブを楽しむ、それがこのバンドの魅力だ。 続くは「Microchipped」。中盤ではyujiがステージの前方へ歩み寄り、手拍子を促す。ハードな始まり方とは裏腹に、サビの爽やかな音色は青と緑の照明で彩られている。最後のK.A.Zのギターもサビから続き、解放的だ。 3曲目は「Death Surf」だ。5月に出演した「VAMPS LIVE 2016 ZEPP FUKUOKA THE...

  • [ライブレポート] OLDCODEX at Anime Expo 2016 (The Novo, 2016.07.03)

    2016年7月3日—。Anime Expo 2016にて、OLDCODEX対FLOWのバンドバトル「Anisong World Matsuri ~Japan Band Battle~」が開催された。両バンドのファンが大勢訪れ、熱気の冷めぬライブが繰り広げられた。 Read the English version here! 文:Emi 優しく、少し未来的なギターのイントロをバックにボーカルのTa_2とペインターのYORKE.が登場。 オープニングナンバーはアニメ「Free!」第2期の主題歌として人気を集めた「Dried Up Youthful Fame」だ。普段は想像つかない音楽とアートの異色のコラボが彼ら独自の世界観を作り上げる。ファンは馴染みのある曲に合わせて手拍子をしている。 アニメ「黒子のバスケ」のエンディングテーマに使用された「カタルリズム」が続く。先ほどとは一転し、ライブ会場はまるでディスコのような盛り上がりをみせる。ダンスチューンに合わせてYORKE.の描く絵はポップで眩しいピンクや青、黄色が散りばめられている。 続く「Landscape」は夏にぴったりの開放的なサウンドで会場を湧かせる。Ta_2とYORKE.が寄り添うと、客席からは歓喜の声が上がる。YORKE.は観客に水を撒き、Ta_2もステージを駆け回りファンを煽る。 4曲目は、「黒子のバスケ」第2期のエンディングテーマの「WALK」だ。会場の勢いはますます加速するばかりだ。ステージの両側に立ててある絵画には曲のタイトルが大きく描かれる。 最初のMCではTa_2が、初めてのアメリカでの気持ちをあらわにする。「はるばる国境を越えて、アメリカまで来たんですけど。俺個人、アメリカが初めてで、見るものが本当に新鮮で。」その後、観客に「日本語の言葉を覚えてもらいたい」ということで「マジパネェ」という言葉を教えている。YORKE.が「Nice to meet...